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うつ病
うつ病について
複雑で時代の変化の激しい現代社会は不安・緊張にあふれています。
それと比例するように、うつ病やうつ状態は増加し続けています。
生涯に一度はうつ病に陥る人は4人に1人とも言われています。
うつ病は精神疾患の中でも多い疾患です。うつ病は自殺とも関係の深い疾患です。
うつ病は脳内のセロトニンやドーパミン等の神経伝達物質の機能障害によって生じることがわかってきました。
風邪と同様に身体の病気です。精神的に弱いためにうつ病になるわけではないし、本人ががんばりさえすれば治るというものでもありません。必要なことは患者さまの症状に適した治療です。
治療によって改善が望めます。治療の中心は抗うつ剤などの薬の服薬、休息、カウンセリングや精神療法、症状に適したリハビリ活動です。薬についてはSSRI等の薬を処方し、早期改善を目指します。
早期に治療しないと慢性化する可能性もあるので以下のような症状がある場合は早めにご相談ください。
以下のような症状があるときは早めにご相談ください。
- 抑うつ気分(気分が沈んで悲しくなりそれまで維持してきた生活が困難になってくる)が2週間くらい続く。
- それまでは楽しみにしていて喜びであった趣味等に興味がなくなってくる。
- 不眠(入眠困難、早朝覚醒)、食欲不振。
- 気力、集中力、判断力が低下して家事、仕事、学業、人付き合い等を続けることが困難になる。日常生活面でも洗顔、歯磨き、入浴、家事等も煩わしく感じられる。行動がいつもより遅くなる。
- 自分の存在は無価値で他人に迷惑ばかりかけてしまう、生きていても価値がないとマイナス思考になり、否定的な考えばかり湧いてきてしまう。
- 死について考えてしまう。自殺の考えが湧いてきてしまう。
- イライラ・焦燥感が強く、いてもたってもいられない、危険で衝動的な感情に圧倒される。